Tips - カナルの音導管処理

16:25

おひさしぶりです。更新しますって言ってからずいぶん経ってしまいました笑
仕事との兼ね合いもあってこのブログ、どうしようかなぁと思っていました。
とりあえず今までに書き溜めてたネタを小出しにしつつ
ゆったり更新していこうかなと思います。


さて今夜のネタは題目通り!
カナル先端の音導管の処理についてです。
カタイですね。
え~と、普通に2mmチューブ通してスパッと切ったんじゃ切り口見えちゃいますよね?!
これを見えなくしてしまおう、というものです。
一番簡単なのはコーティングでしょうか。でもこれじゃ芸が無い。

と言うわけで色々小細工かましてやってみます

材料はこちら

自分がいつも使っている材料です。今のところこの組み合わせしか試していません。
他の組み合わせ??って思ったアナタ、後でちゃんと説明しますのでしばしお待ちを…

では作業に入ります。
シェル側はいつも通り穴を開けます。
が、ここで必要なのは内径2mmのいつものチューブを通す穴ではありません!(ここ重要
開けるのは2mm径の穴です。

開けた穴にチューブを差し込みます。
このチューブは外径2mmの細めのチューブ(以下、細チューブ)です。
このチューブの先端に、内径2mmのいつものチューブ(以下、太チューブ)をつなぎます。
図にするとこんな感じに。
で、細チューブを引っ張ってBAの配置を確認したら
カナルに樹脂を注入します。
このとき、気泡が入らないように注意して下さい。
そしてチューブが残ったまま硬化!!
内部までしっかり硬化させて下さい。

さて、このままでは不格好通り越して気持ち悪いですね笑
なのでこの細チューブ引っこ抜いてしまいましょう。

あら不思議!樹脂で音導管が形成されているじゃありませんか!!
しかも太チューブの断面が見えない!綺麗!!

と、いった感じで音導管の処理はばっちりですね。

しかもこの方法にはもう一つ、製作上のメリットがあります。
カナルが細い方の場合、太チューブを何本も通すのは大変ですよね?
この方法なら細チューブを通せば良いので、多少無茶が利くようになります。

注意点!
これはチューブと樹脂の食いつきが悪かった為に上手くいった方法です。
細チューブへの食いつきが良いとチューブが抜けなくなったりします。大変です。
チューブに垂らして剥離するかテストしてみて下さい。
自分が使用したのはボークスさんで販売されている紫外線硬化樹脂と
オヤイデさんのビニールチューブです。
他の組み合わせ??なアナタ、納得してもらえましたでしょうか笑

えー、他にも活用法はあるのですが、流石に長ったらしいのでこの辺で

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